農業ボランティアをしてみたいから、WWOOFに興味があるけど、どんな感じなんだろう?何を体験できるのかな?お金はかかるのかなー?実際に体験した人の話を聞いてみたいなー。
この記事ではそんな疑問に答えます!
皆さんこんにちは!みゆきです!
私は学生の頃、農業やボランティアに興味があり、何かやってみたいと思い、WWOOFをやってみました。
WWOOFは、労働力を提供する代わりに、食事や宿泊場所、知識や経験を提供してもらえる仕組みです。
ホストさんによってやることや生活スタイルは様々ですが、普段しない生活ができたりと、人生の経験値が上がります。
今回は、実際にWWOOFをやった私が、どんな体験ができるのか、仕組みはどうなのかなどを詳しく紹介していきたいと思います!
それでは早速スタートです!!!
WWOOFについて
WWOOFとは、お金のやりとりのない、人と人との交流です!
食事・宿泊場所と、力、そして知識・経験を交換します。
自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。
その関係に、お金のやりとりは一切ありません。
これが学生にとっては嬉しい仕組みです。無料での農業ボランティアもありますが、自費で宿泊費や食事代を払って参加するのものあります。ボランティアなのに、なんでお金がかかるの?と思ったことがある人はいませんか。WWOOFは、お金のやり取りなく参加できるので、純粋に楽しく労働力と知識の交換ができます!
※食事・宿泊場所を提供する側をホストといい、力を提供する側をウーファーといいます。有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋いでいます。
また、単なる交換ではなく、WWOOFではホストとウーファーとの温かなコミュニケーションを大切にしています。
皆さん、本当に、穏やかで素敵な方ばかりで、楽しい思い出ばかりです!
WWOOFのおすすめポイント
①やりたいことを体験できる
ホストは農家さんから、飲食店、宿泊業をおこなっている方まで、様々です。行きたい場所を選んで、自分のやりたいことを経験出来ます。
私は東京に住んでいるため、農業をやりたいと思っても、やっている知り合いもいなく、そう簡単に出来る環境ではなかったです。
だから、私はWWOOFをやり、夏休みや春休みに1〜2週間泊まり込みで農業体験をしました。
空気が美味しい、のどかな場所で、黙々と野菜の種植えをしたりしました。
暑い中、ひたすらしゃがんでの種まきは正直きつかったですが、農家さんの苦労が分かり、いい汗かけました。
また、私は飲食店にも将来チャレンジしてみたい、なんて思っていた時期もありました。
だから、レストランをやっているホストさんへ行ったり、自分次第でやってみたいを経験出来ます。
ホストは全国にたくさんあるので、自分の興味がある場所を選べば、やりたいとこに挑戦する事が出来ます!
②普段、経験出来ないことができる
東京在住の私にとっては、おーっ!!!と驚くようなこともたくさんさせて貰いました。
例えば、卵の収穫。怯えながらも、ニワトリ小屋に入り、恐る恐る卵を収穫させてもらったり、冬支度のために薪割りをさせてもらったり、普段したことがなかったので、新鮮で楽しかったです。
③多国籍の方と一緒に生活できる
海外から、日本の農業や食について学ぶためにWWOOFをやっている方もいます。
私も実際に何人かに会い、一緒に生活しました。
フランスから来ていた子は、フランスで日本食屋さんをやりたいと言って、学びに来ていました。
また、台湾からの子は観光だけじゃつまらないし、日本が大好きで日本の生活を経験してみたい、日本語を学びたいからやっているという子もいたり、理由は様々ですが素敵な出会いです!
日本人が海外でWWOOFをする方がいるように、海外からの方も多く、ホストさんによっては海外からの方が多いと言っていました。
確かに、私も海外に留学した経験がありますが、留学すれば高額な費用がかかるので、WWOOFをやりつつ、日本語や文化を学ぶのもありだなと思いました。
WWOOFでの食事、宿泊場所
食事は3食つきます。宿泊場所は基本、家の1室という感じです。(ホストさんによって異なります)
食事に気を使っているホストさんも多く、素材本来の味が楽しめます。
私がお世話になったホストさんは、味噌や漬物なども自家製で、お野菜をふんだんに使った料理で、本当に美味しかったです。
私の場合、普段どうしても、ファストフードを食べてしまいがちでしたが、こういう料理は疲れた体に染み渡りました。特にあったかい味噌汁が最高でした。自分の食生活を見直すきっかけにもなりました。
別のホストさんは、食事は無理のない範囲でやっているよというホストさんもあり、お酒も嗜んでいました。
私は2カ所、私の妹が1カ所行きましたが、ホストさんによって、生活スタイルや考え方は様々です。
宿泊場所は、お家の一室という感じで、布団はもちろん、机や椅子もあり、生活には困らなかったです!
長期滞在でも、洗濯等できるので安心です。
WWOOFは、やってみる価値ありです。やってみたいと思っていることを、実際に体験でき、素敵な出会いもたくさんあります。私は今でも近くに行けば、必ず立ち寄るホストさんもあり、本当に皆さん心暖かく素敵な方ばかりです!
WWOOFの料金について
ホストとウーファー間でのお金のやり取りは一切発生しませんが、WWOOFをやるには年会費が必要です。
年度 | 費用 |
初年度 | 5500円 |
2年目 | 2900円 |
3.4年目 | 1900円 |
5年目 | 1500円 |
会員期間は、1年間です。期限前に更新手続きをすることで、何年でも継続でき、また優待会費が適用されます。
現在、初年度のみ、半年間のボーナス期間がついており、18ヶ月の会員期間です。
日本での単独会員になれるのは16才以上で、年齢に上限はありません。(15歳以下の方は、親御さんとの参加は可能)
※食事、宿泊費はかかりませんが、ホスト場所までの交通費は自己負担です。
WWOOFについてのよくある質問
WWOOFにかかる費用はいくらですか?
年会費5500円(初年度)がかかります。また、食事、宿泊費はかかりませんが、ホスト場所までの交通費は自己負担です。
WWOOFにおすすめの国はどこですか?
WWOOFが盛んな国は、オーストラリアとニュージーランドです。 迷っている方は、ビザ取得が簡単な、オーストラリアをお勧めします。
WWOOFの労働時間は何時間ですか?
1日およそ6時間程度です。そして、1週間以上滞在の場合、通常、週に1日がお休みの日になります。
WWOOFの目的は何ですか?
①有機農業・有機 的生活の共有・促進、②人々の交流促進です。
WWOOFをやれば、素敵な経験ができます。ホストさんは、みんな優しく素敵な方ばかりなので、やろっかなーと迷っているのであればぜひ挑戦してみて下さい!