インドに旅行に行くけど、せっかくだからデリーのオアシスとも言える穴場スポット、ジュヌカティラ(チベタンコロニー)に行ってみたいなー。どんな場所なんだろう⁈チベット料理は食べられるのかなー。実際に行った人の話をを聞きたいなー。
この記事ではそんな疑問に答えます!
皆さんこんにちは!みゆきです!
インド旅行に行きますが、首都デリー周辺には観光できる場所がたくさんあります!
デリー中心部は車のクラクションだったり、人々が行き交う姿だったり、とても騒がしい町ですが、少し離れた場所にインドのオアシスとも言える穴場スポットがあります!
それは、マジュヌカティラ(チベタンコロニー)です!誰でも気軽にチベット文化に触れることができる場所へ行ってきました!
街の中はどんな感じだったのか、チベット料理とはどんなものか、詳しくレポートしていきたいと思います!
それでは早速スタートです!
マジュヌカティラ(チベタンコロニー)について
マジュヌカティラは、亡命チベット人が集まって住んでいる地区です。
マジュヌカティラの住民の多くは1959年以降にダライ・ラマ法王14世がチベット動乱によって、インドに亡命したのを追ってきたチベット人です。
インドにはチベット亡命政府のあるダラムサラをはじめ様々な地域にチベット人が集団で暮らしています。
首都デリーにも、もちろんチベットから移住してきた人たちが住む集落があります。特に彼らが集まって暮らしているのが、ここ、マジュヌカティラです。
マジュヌカティラは、観光地としてよく知られている一方、彼らの生活の場でもあります。
集落へ一歩足を踏み入れると、静かで、インドのデリーとはまた違う街並みで不思議な雰囲気を感じられる場所でした。
マジュヌカティラ(チベタンコロニー)の街
マジュヌカティラ地区は南北に細長く全長1km程度、15-20分で端から端まで歩ける狭い範囲の地区です。
この門がTibetan Refugee Colony、マジュヌカティラの入り口です!
ここを入ると裏路地みたいに、迷路のような細い道があって、中央広場みたいなところに出ます!
ここが、チベット寺院です!私が行った日は門に鍵が閉められていて、中を見ることができませんでしたが、金色の仏陀像がガラスの奥に鎮座しているそうです。
また、チベット本土では掲げることが許されていないダライ・ラマの肖像も大きく掲げられているみたいです。
多くのチベット人にとって、チベット仏教は大切な心の拠り所です。
この寺院の周囲には地域の人々が。ここで、チャイを飲んだりおしゃべりをしたりと、ゆったりとした時間を過ごしていました。
街中の様子はこんな感じです。少し薄暗いですが、静か。デリーのような慌ただしさはありません。
お店もたくさんありました。Akama Handicraftsという、チベットのお香や置物などがリーズナブルな価格で買えるお店があったり、Mapcha Himalayan Design Studioというモダンなヒマラヤ・チベットデザインの雑貨や衣類を取り扱うお店もありました。
また、通りにはタルチョー(5色の旗に託された文字や絵が風になびくことで読経したことになるという、チベット仏教の信仰のひとつ)が掲げられていたり、頭に荷物を乗せて歩く人がいたり、チベット地区独自の世界観でした。
おすすめのチベット料理店
①Dolma Restaurant
営業時間:12時〜21時30分。住所:House No.:1, TIBETAN market, Dolma House, Majnu-ka-tilla, New Aruna Nagar, New Delhi, Delhi 110054 インド
チベット料理を手頃な値段で食べられるお店です!写真左は揚げ小籠包みたいなもので、右のは、テントゥクというワンタン麺と似たような味のもの。これ、2つ合わせて200ルピー(350円)程度です!
味はスパイスはそんなに効いていなく、優しい味で、中華より!美味しかったです!
他にもトゥクパといううどんのようなチベット料理や、シンプルな豚肉のチャーハンなど、いろんな種類のメニューがありました。
チベット料理は優しい味のものが多いので、インド料理より遥かになじみやすいです!
スパイスたっぷりの料理で、疲労困憊した胃腸を休めるのにもってこいです!
②TeeDee
営業時間:9時〜22時30分。住所:H-32, New Aruna Colony, Majnu-ka-tilla, New Aruna Nagar, New Delhi, Delhi 110025 インド
モモやトゥクパを始め、主なチベット料理が揃っているお店です!
ギュマという牛のソーセージも食べることができます!
※牛はヒンドゥー教の神様・シヴァ神の乗り物なので神聖であるとして、ヒンドゥー教では牛肉を食べることは禁じられていますが、チベット人はノンベジタリアン。禁じられたお肉がチベット街にはあります!
とにかく、チベット料理は優しい味付け!日本人にとって、とても食べやすくて最高でした!
マジュヌカティラ(チベタンコロニー)へのアクセス
マジュヌカティラへのアクセスはとっても簡単です!
デリーの地下鉄、メトロのイエローラインでヴィダン サハー駅(Vidhan Sabha)まで行き、下車。電車の料金は12ルピー(約20円)です!
駅を出て外に出るとオートリキシャーが客待ちをしています!彼に「マジュヌカティラ(Majnu-ka-tilla)」または「チベタン・コロニー(Tibetan colony)」まで連れてってと言えばOKです。料金は30ルピー(約50円)くらいです!
そこからオートリキシャーで街へは10~15分程度。
入口には「TIBETAN REFUGEE COLONY」(チベット難民居留地)と書かれた門があるので到着すればすぐ分かります。
マジュヌカティラはチベット人が集団で暮らしている地域で、気軽に文化に触れることができます!チベット料理も胃に優しく最高でした!インドでの時間があれば、ぜひデリーのオアシスとも言える穴場スポット、マジュヌカティラに行ってみて下さい!